在中国日本国大使館、湖北省からの帰国希望者の調査開始 民間チャーター機利用で調整

在中国日本国大使館は、新型コロナウイルスによる肺炎が拡大している、中国・湖北省に在留している日本人に対し、帰国希望者の調査を開始した。

日本政府は、希望する日本人が帰国できるよう中国当局と調整しているといい、帰国希望者は必要事項を大使館に連絡するよう求めている。現在のところ、中国側の許可は取れていないという。

在中国日本国大使館では対象を、日本国籍者とその配偶者、子供に限るとしている。中国国籍の配偶者、新型コロナウイルスへの感染が疑われる症状を確認した人は、中国政府が出国を許可しない可能性もあるとした。居住地、滞在場所によっては、封鎖状態に応じた対応を別途検討する可能性があるほか、帰国のための費用が発生することも想定されるという。また、情報が関係者に広く伝わるよう、共有することも呼びかけている。

NHKは、1月24日時点で湖北省の武漢には約700人程度の日本人がおり、空港や駅が封鎖され、移動が制限された状態であることから、武漢から帰国のためのチャーター便を運航することを検討していると報じた。

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