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広島電鉄、2025年春に広島駅に高架で乗り入れへ 乗換時間短縮や定時性向上見込む
広島電鉄が申請していた、広島駅南口に乗り入れる軌道事業特許について、29日付けで特許されることが決まった。
広島電鉄は、駅前大橋から広島駅南口広場へ高架で進入する新規ルートを整備し、2025年春に開業するとして、軌道法に基づく特許を国土交通大臣宛に申請していた。
申請では、路面電車が地上走行であるため、車と信号による影響で、ラッシュ時に停留場に進入できない車両が行列をつくっている状況であり、路面電車の広島駅停留場への進入ルートが迂回しており、中心部からの所要時間が長いといった課題を踏まえ、路面電車を「駅前大橋ルート」から広場へ高架で進入させ、定時性・速達性を確保するとともに、市内中心部の環状ルートを新たに整備し、利用者利便向上を図るとしている。
延伸区間は1.1キロメートル。停留所は1か所を新設し、「猿猴橋町」停留所を廃止する。この整備により、中心部と広島駅感の乗車時間が約4分、広島駅でのJRとの乗換時間が約1分、それぞれ短縮されるとしている。総事業費は109億円。