OAG、国際線の乗り継ぎ便が最も多い”メガハブ” 世界トップはヒースロー、アジアはシンガポール

OAGは、国際線の乗継便が最も多いメガハブ空港は、ロンドン・ヒースローだった。

2位はフランクフルト、3位はシカゴ/オヘア、4位はアムステルダム/スキポール、5位はミュンヘンだった。アジア・太平洋地域のトップはシンガポール/チャンギだった。世界では2年連続で9位だった。

アジア・太平洋地域では香港が2位で、国際線乗継便が1.5%増加しており、世界ランクは13位から10位に上昇した。この他に世界トップ50には、ソウル/仁川、クアラルンプール、バンコク/スワンナプーム、ジャカルタ、デリー、ムンバイ、上海/浦東をはじめとした、アジア・太平洋地域の16空港が入った。

また、格安航空会社(LCC)のメガハブは、クアラルンプールが世界トップで、世界トップ25のうち11空港がアジアの空港だった。クアラルンプールでは、エアアジアが全フライトの41%を運航している。

OAGのマユール(マック)・パテルJAPAC責任者は、「自身で乗継便を予約する乗客や新たな国際的旅行者の増加により、低コストのメガハブに対する需要が高まっており、アジアの空港はこのトレンドの中心に位置しています」とコメントしている。