香港国際空港、出発客と空港職員のみターミナルへのアクセス可能に

香港国際空港(HKG)

香港国際空港を運営する香港空港管理局は、きょう8月14日午後2時より、出発旅客と空港職員のみがターミナルビルに入ることができるよう制限を開始した。

出発時刻の24時間以内の航空券を持つ出発旅客、身分証明書を持つ空港で働く職員のみ、ターミナル1とターミナル2、エアポートエクスプレスのホーム、地上交通センターに接続する南北の下り坂、歩道にアクセスコントロールポイントを設置する。また、エアポートエクスプレスの運行は25分間隔に変更するほか、あす15日からは駐車場1と4を閉鎖する。

香港の裁判所は、空港の使用を妨害することを禁止する暫定差止命令を行った。公序良俗に反するデモ、抗議活動を禁止するもので、違反者は投獄や罰金を科される可能性があると警告した。

香港空港管理局は、出発客には出発時刻の3時間前までに空港へ到着するよう呼びかけている。見送りや出迎え客に対し、必要な場合を除いて空港へは行かないよう求めている。