マレーシア当局、マリンドエアの仙台線への航空交通権を取り消し

マリンドエア

マレーシア航空委員会(Malaysian Aviation Commission/MAVCOM)は、マリンドエアに割り当てられていた、クアラルンプール〜台北/桃園〜仙台線に割り当てられた航空交通権を取り消すと発表した。

当初は4月より週2便を運航する計画だった。3月には札幌/千歳〜台北/桃園〜クアラルンプール線を週3便で開設したものの、7月をもって運休している。クアラルンプール〜台北/桃園〜仙台線の航空交通権は、有効期限切れもしくは返上されたとしている。

マレーシア航空委員会では、需要と利用者の利益、サービスの質、マレーシアの空港や航空業界などへの影響を考慮して、航空交通権の割当を決定する。航空交通権を与えたれた航空会社が条件を遵守しなかった場合、決定を一時的に停止または取り消す権限も保有している。割り当てられた航空会社は、有効期間開始日から6ヶ月以内に与えられた運航便数全ての運航を開始する必要があり、未使用の権利は取り消される。