西鉄グループ、北九州空港と福岡都市圏のアクセス強化 中谷営業所にバス乗継拠点整備へ

西鉄グループは、北九州空港と福岡都市圏のアクセス強化を進める。一環として、2020年度に西鉄バス北九州中谷営業所にバス拠点を整備する。

西鉄グループは、福岡国際空港と協働で、空港アクセスの強化や北九州空港との連携に関する取り組みを進めており、今回の施策は北九州空港と福岡都市圏のアクセス強化を図るために実施するもの。

現在、北九州空港と福岡都市圏を結ぶ高速バスでのアクセスは、直行便がある深夜の時間帯以外でも「中谷」で乗り継ぐことが可能だが、同社は、乗り継ぐ方法やどのバスに乗ればいいのかがわかりづらい、乗り継ぎ環境が整っていないといった課題があることを認めている。

これらの課題解決を目指し、まずはホームページやバス停での乗り継ぎ案内を行い、アクセス方法の周知を図るほか、来年度には中谷営業所内に冷暖房等を完備した快適な待合所を新設し、高速バスを乗り入れることで、乗り継ぎの負担を軽減させる。

待合所では、バスの時刻・接近案内や飛行機の時刻案内を行う予定。そのほか、乗り継ぎを考慮したダイヤの調整や乗継割引運賃等についても検討を進める。