京急、「錯視サイン」を羽田空港国際線ターミナル駅に設置 効率的な誘導目指す

京浜急行電鉄は、羽田空港国際線ターミナル駅に、錯覚を活用した案内サイン「錯視サイン」を設置した。錯視を駅構内の案内サインとして本格的に活用することは、鉄道事業者として日本で初めて。

案内サインが浮き上がるとともに床面に穴が空いている錯覚に陥る「錯視サイン」を、コンコース床面に設置した。訪日外国人を中心にエレベーターの利用を促すことで、駅構内での効率的な旅客誘導やエスカレーターからの手荷物落下による事故を防ぐ。

実物の看板と異なり、床に貼り付けた絵が立体的に見えることから、視覚障がい者等の支障になることなく、ハッと目がいく案内を行うことができるとしている。

また、不思議な錯覚の世界を体感する「杉原厚吉のふしぎ?錯視展」を5月6日までの期間限定で開催するほか、京急電鉄の車両が壁から飛び出すフォトスポット「飛び出す!赤い電車とけいきゅん」も設置した。

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