阪急電鉄ら4社、「レールウェイカード」を2月末で販売終了 翌日から「ICOCA」販売

阪急電鉄、阪神電気鉄道、能勢電鉄、北大阪急行電鉄は、「阪急 阪神 能勢 北急レールウェイカード」の販売を2月28日をもって終了し、9月30日をもって改札機での利用を終了する。3月1日以降は、「ICOCA」「ICOCA定期券」を販売する。

10月1日以降、発売した各社が払い戻しを行う。払い戻し期間は5年間。駅や郵送で払い戻しを受け付ける。払い戻し手数料は無料で、カードは原則として回収する。

また、共通ロゴマーク「スルッとKANSAI」の記載がある「ラガールカード」、「らくやんカード」、「パストラルカード」、「レジオンカード」も、改札機での利用を終了する。いずれも券売機や精算機では引き続き利用できる。

「ICOCA」と「ICOCA定期券」は4社各駅の券売機や定期券販売所で販売する。磁気定期券を「ICOCA定期券」へ変更することもできるほか、各社線との連絡定期券も発売する。

阪神電気鉄道は、阪神タイガースの特別デザイン「タイガースICOCA」を発売することをすでに発表している。デザインは球団旗バージョン、トラッキーバージョンの2種類。販売額はいずれも2,000円で、大人用のみ。デポジット500円も含んている。定期券機能を搭載することもできる。発売場所や発売方法などの詳細は、改めて発表する。