JR東海、N700S量産車を2020年7月から運転開始へ 既存のN700系の置き換え

JR東海は、次期新幹線車両「N700S」量産車の仕様を決定し、2020年7月から営業運転を開始する。

N700S車両は、安全性・安定性の向上、異常時対応力の強化、快適性・利便性の向上、様々な編成長を容易に構成できる「標準車両」等の特長を有している。地震時のブレーキ距離短縮や、着雪防止対策・状態監視機能の強化、バッテリ自走システムの搭載や防犯カメラの増設など様々な特徴を有する。

投入計画は、2020年度に12編成、翌2021年度と2022年度に14編成ずつの導入を予定している。また、既存のN700AタイプにN700Sの一部機能を追加する改造工事を行う。

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