エア・ドゥ機長、運航規定に違反し飲酒 基準値内で3便に乗務

AIRDO(エア・ドゥ)は、1月2日の札幌/千歳発東京/羽田行きのADO12便の機長が、出発予定時刻の12時間以内の飲酒禁止を定める運航規定に違反し、乗務していたと明らかにした。

乗務前のアルコール検査では、1リットルあたり0.07リットルのアルコールが検出されたものの、社内規則の基準値である同0.10リットル以内であったため予定通り乗務し、その後、ADO19便、ADO20便にも乗務していた。

1月22日と23日の国土交通省航空局による立ち入り検査で、社内規則の基準値であるもののアルコール反応があった点について、前日の飲酒状況などを調査、報告する過程で判明した。

エア・ドゥでは、「本事案を含め更なる調査・要因分析を引き続き進め、再発防止策を早急に検討し、二度とこのような事案を生じさせないよう取り組んでまいります」としている。

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