エア・ドゥ、新制服のデザイン発表 就航20周年の12月20日から着用

AIRDO(エア・ドゥ)はきょう10月23日、就航20周年を機にリニューアルする新制服の発表会を札幌市内で行った。客室乗務員、空港旅客スタッフ、運航乗務員、整備士の4職種の制服を一斉にリニューアルするのは同社として初めて。客室乗務員・空港旅客スタッフは約10年ぶり、整備士は約13年ぶり、運航乗務員は初めての制服リニューアルとなった。

客室乗務員の新制服は4代目。女性用のベースカラーは「洗練のシルバーグレー」と「信頼のダークネイビー」を採用し、機内の落ち着いた世界観に調和する「信頼と誠実」を表現する美しいフォルムで構築した。品格のある襟元と翼をデザインしたポケットがポイントになっている。

ワンピースはネイビーとグレー×ネイビーの2種類で、プリーツのシンボルカラーが後姿のアクセントになっている。スカーフは北海道の雄大な自然「華・雪・海」をモチーフにデザインした3色のカラーバリエーションだ。

エプロンは、北海道の雄大な自然を感じられるラベンダー&グレーとグリーン&ネイビーの2種類。翼をイメージしたポケットデザインと、胸元のリボンのバイカラーがアクセント。

男性客室乗務員用の新制服は、トラディショナルなジェントルスタイルのジャケットにベストを合わせた。シャツはグラデーションコーディネートが洗練された印象で、ワイドスプレットのエレガントなスタイルにクレリックカラーで爽やかさを添えたデザイン。袖口にはアクセントのシンボルカラーが入っている。ネクタイは無地のネイビーとグレーのソリッドカラーの2種類。

運航乗務員の新制服は、現行に引き続きダブルのジャケットとすることで信頼感の醸成を図りつつも、現行の濃紺から黒に近い濃紺とすることでシャープな印象に整えた。素材も見直し、軽量化とともにストレッチや吸湿等の機能性を強化している。

女性空港旅客スタッフ新制服のベースカラーは、「親しみのAIRDOブルー」と「信頼のダークネイビー」を採用。信頼と誠実を表現した美しいフォルムのジャケットスタイルと、ウエストバックルがポイントになったバイカラーデザインのワンピーススタイルの2種類がある。

カットソーはAIRDOブルーとキラキラと輝くスノークリスタル柄の2種類で、スカーフとコサージュはキラキラと輝く北海道の「海と雪」がモチーフになっている。

男性空港旅客スタッフのジャケットは、爽やかで上品な印象に仕上げた。シャツは品の良さと爽やかさが感じられるボタンダウンのクレリックスタイルで、袖口にはシンボルカラーが入っている。ネクタイはスノークリスタル柄とネイビーの2種類。

また、空港旅客スタッフと客室乗務員の新制服には共通で、北海道と社名をデザインしたオリジナルボタンを採用している。

整備士新制服のカバーオールはブルーを主体とし、胸と足にエア・ドゥカラー、背中には大きく「AIRDO」のロゴを配置した。酷暑・酷寒の環境下においても整備業務のパフォーマンスが十分に発揮されるよう、ストレッチや吸水速乾等の機能性にこだわっている。

なお、客室乗務員、空港旅客スタッフの制服デザインは、女性用は三越伊勢丹法人外商事業部デザイナーの野田智子氏、男性用は同事業部契約デザイナーの岡義英氏がそれぞれ担当している。新制服の着用は就航20周年当日の12月20日から開始する。

詳細はこちら