ANA、燃油サーチャージ据え置き 10月・11月発券分

全日本空輸(ANA)とエアージャパンは、国際線の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を10月と11月発券分で据え置く。

航空燃料のシンガポールケロシンの市況価格の2ヶ月間の平均を、2ヶ月間の為替レート平均で円換算した際の金額に応じて燃油サーチャージの徴収すると定めており、6月から7月のシンガポールケロシンの市況価格は1バレルあたり平均87.25米ドル、1米ドル110.70円だったため、円貨換算額は9,659円となった。両社は8月発券分より燃油サーチャージを引き上げていた。

日本発旅程ではいずれも片道あたり、韓国線は1,000円、中国・台湾・香港・マカオ線は3,500円、ベトナム・フィリピン・グアム・サイパン線は4,000円、タイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマー・カンボジア線は6,500円、インドネシア・インド・ハワイ線は8,500円、ハワイを除く北米・ヨーロッパ・中東・オセアニア線は14,000円となる。

■燃油サーチャージ額(8月〜11月/日本発旅程・片道)
北米(ハワイ除く)・欧州・中東・オセアニア 14,000円
ハワイ・インド・インドネシア 8,500円
タイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマー・カンボジア 6,500円
ベトナム・フィリピン・グアム・サイパン 4,000円
中国・香港・台湾・マカオ 3,500円
韓国 1,000円

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