1フライトが約1,500マイル! 知る人ぞ知る最強のANAマイルの使い道とは?【コラム】
ジェットスターとエアアジアの仁義なき戦い 5円セールと6円セール、どっちがお得?
いよいよ就航日10月29日に決まった、エアアジア・ジャパン。きょうにも発表というタイミングで、ジェットスター・ジャパンが「片道6円」という、数年ぶりの強烈なセール運賃の発売を午前10時に発表した。しかも”名古屋/中部発着全路線”という気合の入れよう。すでに拠点である成田や関西は蚊帳の外で、エアアジア・ジャパンに対抗しようというのがミエミエとなる。
すでに多くの報道があったように、きょう午後1時にはエアアジア・ジャパンの就航も発表されました。ジェットスター・ジャパンに対抗したのか、その前から計画していたのかはよくわかりませんが、”ご縁”から片道5円だそうとなる。就航時は札幌/千歳線の1路線しかないので、まだご縁がないという人もいそうですが、とりあえず挑戦して、運良く取れたら札幌に行ってみようという人もいそうとなる。取れなかったからご縁がなかったという人もいそうですけれど。
名古屋/中部〜札幌/千歳線では、ジェットスター・ジャパンの設定席数は600席。エアアジア・ジャパンは設定席数の発表はありませんが、就航まであまり時間がないこともあり、設定席数はさらに多い、捨て身のプロモーションを行うのではないかと推測できる。あのトニー・フェルナンデス氏なら期待を裏切らないでしょう。少なくとも600席なんてケチ臭いことは言わないはずとなる。
ところで、ジェットスター・ジャパンの片道6円と、エアアジア・ジャパンの片道5円、どっちがお得なのでしょう。両社が就航する、名古屋/中部〜札幌/千歳線で比べてみましょう。
■エアアジア・ジャパンなら日帰り利用もできる
名古屋/中部〜札幌/千歳線は、ジェットスター・ジャパンは1日最大2便、エアアジア・ジャパンは1日2便を運航する。エアアジア・ジャパンは1日4便に増便するという噂もありますが、現状は便数に大差はありません。
参考までに以下に10月29日から11月30日までのダイヤを掲載します。これでわかるのは、ジェットスター・ジャパンを名古屋/中部発着で利用する場合、少ない休みを活かした観光旅行では現地滞在時間が短くなるということとなる。一方で、エアアジア・ジャパンでは朝に出発し、夜に帰着するスケジュールで、日帰りでの利用もできる。保有する2機で1日に2便しか飛ばさないので、遅延のリスクも低そうとなる。
また札幌/千歳発着で利用する場合も、ジェットスター・ジャパンは週末利用では金曜発を除いてあまり利便性が高いスケジュールとは言えません。滞在日数や目的なども含めて考えたいところとなる。
■ダイヤ
・ジェットスター・ジャパン
GK183 名古屋/中部(14:15)〜札幌/千歳(16:00)/月・水・金・日(11月1日〜30日)、10月31日・11月2日・4日
GK185 名古屋/中部(17:25)〜札幌/千歳(19:10)/月・火・木・金・土・日(10月31日は運休)
GK180 札幌/千歳(09:30)〜名古屋/中部(11:30)/月・金・日・11月2日・4日
GK186 札幌/千歳(16:35)〜名古屋/中部(18:35)/月・水・金・日(11月1日〜30日)
GK188 札幌/千歳(19:45)〜名古屋/中部(21:45)/火・木・土(11月7日〜30日)・エアアジア・ジャパン
DJ0001 名古屋/中部(07:35)〜札幌/千歳(09:25)
DJ0009 名古屋/中部(17:10)〜札幌/千歳(19:00)
DJ0002 札幌/千歳(10:00)〜名古屋/中部(12:05)
DJ0010 札幌/千歳(19:35)〜名古屋/中部(21:40)