台北往復7,000円 ピーチの弾丸キャンペーンで0泊海外旅行へ【レポート】

午前9時44分、空港第1ターミナル駅(機場第一航廈站)から快速列車(直達車)に乗車し、台北駅には午前10時19分に到着した。料金は160台湾ドル。リムジンバスは120台湾ドルなので、旅行のスタイルによって使い分けてもいいかもしれない。

台北では台湾スイーツを食べ歩いたり、台北郊外の北投温泉に行ったり。半日あれば、人気の観光地である九フン(九份)や猫空まで足を延ばすことも可能だ。羽田空港まで車を利用している場合は、ドライバーを確保せずに台湾ビールなどを飲むと、帰宅する手段がなくなってしまうので要注意。

復路便のMM858便は午後8時40分発。チェックインは午後6時40分から午後7時50分までのため、午後7時30分くらいには桃園空港に戻っておきたい。午後7時、台北駅から再び桃園メトロの快速列車で桃園空港へ。おそらくこの午後7時発の列車がMM858便に間に合う最後の列車だ。桃園空港第1ターミナルには午後7時39分に到着し、急いでチェックインを済ませた。

出国審査の際も先述の常客証を利用してスムーズに通過できた。桃園空港には各所に有料のシャワールームが複数あるので、汗を流してから帰りたい場合も安心だ。復路便も機材到着遅れのため30分ほど出発時間が遅れたが、飛行中に遅れを取り戻して翌午前0時55分に定刻で到着した。

羽田空港からは朝方に停めていた車で帰宅し、台北弾丸往復は無事終了。羽田空港までの往復料金を計算すると、レンタカー代が8,991円、駐車料金が2,100円で合計11,091円だった。1人で利用する場合は割高になってしまうが、2人利用の場合では1人あたり約5,545円、3人利用では3,697円となるので、グループで弾丸旅行をする場合は経済的な手段だと言える。

前日の睡眠時間が短かったため疲労感はそれなりにあったものの、正味10時間の限られた時間で思いのほか台北観光や食事を楽しめたと思う。実は台北では5時間ほど仕事をしていたのだが、その後に北投温泉で日帰り入浴をする時間まで確保できたのが驚きだった。帰国が午前1時となるため、翌朝に出勤するのはかなり疲弊することになると思うが、そのあたりを気力で乗り切れるという人にとっては、時間を最大限活用できる有用なキャンペーンだろう。

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