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阪急阪神ホールディングス傘下の北大阪急行電鉄は12月16日、鉄道事業の旅客運賃の上限変更認可申請を行った。
北大阪急行電鉄は1970年に開業し、大阪市営地下鉄御堂筋線と相互直通運転を行うことで千里ニュータウン周辺と大阪市内を結んでいる。千里ニュータウンの建て替え需要や大型商業施設の開業もありやや持ち直しているものの長期的な減少傾向が続いている上に、施設や車両の老朽化が進んでいること、新型車両の導入や可動式ホーム棚を設置することから、必要経費の一部を運賃に反映される。
現在の2キロまでの初乗り運賃は90円で日本一安いものの、これが100円となる。2キロまで110円が120円、6キロまで120円が140円に値上がりする。改定率は普通運賃は14.2%、通勤定期は7.9%、通学定期は5.5%となる。