訪日客の酒税を免税に、「酒蔵ツーリズム」と地方誘客促進 来年10月から

観光庁

政府は、2017年10月より、訪日外国人旅行者に酒類製造場で販売した酒類の酒税を免税する制度を開始する。

消費税が免税となる輸出物品販売場の許可を受けた酒蔵が対象。日本全国には3,096ヶ所の酒蔵があり、そのうち消費税免税店の許可を受けている酒蔵は45ヶ所。1.8リットルでアルコール分15%、価格2,000円(税込)の清酒は酒税216円、消費税148円の計364円が課税されており、税負担率は約18%となる。

観光庁では、外国人旅行者が日本の酒を買いやすくすることで、酒蔵ツーリズムの推進と地方の誘客を、旅行消費の拡大に繋げたい考えで、関係省庁と連携して周知を図る。

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