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フィンエアー、パイロット労組と労働協約が失効 欠航便が発生する可能性
フィンエアー(フィンランド航空)は、パイロットの労働組合であるFinnish Pilots’ Association(フィンランド・パイロット・アソシエーション)との労働協約が11月15日に失効したことを受け、欠航便が発生する可能性があると明らかにした。
現在フィンエアーでは、最新鋭機のエアバスA350型機へのパイロットの訓練を行っており、通常よりパイロットの数が少ないという。フィンランド国内線とヨーロッパ路線では欠航便の発生を避けるため、ジェットタイムとDOTからボーイング737-700型機とエアバスA320型機を1機ずつウェットリースを行い、11月29日から一部便の運航を行っている。パイロットと客室乗務員はそれぞれの航空会社の乗務員となるものの、フィンエアーの客室乗務員も乗務し、乗客のサポートにあたる。機内販売は行わないものの、事前注文商品は提供される。機内食はフィンエアーのものとなる。
11月27日にはこれらの理由により、長距離路線の1便が欠航となっている。欠航となった場合は、空席状況に応じて他の日に搭乗日を変更できるほか、払い戻しも受け付ける。