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中国・雲南省の空港で乗客が駐機場で遊び始める珍事 実は機長の指示
中国・雲南省のシーサンパンナ・ガサ空港で、11月28日、駐機場に降りた乗客が遊び始めるという珍事があった。
現地報道によると、乗客は雲南祥鵬航空(ラッキーエア)の昆明行き、8L9917便の乗客で、定刻では午前0時5分に出発する予定だった。大手航空会社の飛行機が割り込んだことで遅延になったことに対して激怒した機長が指示したもので、空港に圧力をかける目的があったという。
その後、航空会社と空港会社の間で話がまとまったため出発を試みたものの、一部の乗客は搭乗を拒否し、ラッキーエアは無料の食事と宿泊を提供した。結局、出発は大幅に遅れ、昆明には定刻より約3時間遅れの午前4時に到着した。
ラッキーエアは、雲南省昆明市を拠点とする海南航空系の格安航空会社。これまでにも大阪/関西、静岡のほか、名古屋/中部に定期チャーター便を運航している。
ラッキーエアでは社内教育を徹底し、厳重に対処するとコメントしている。