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ANAの就航で期待高まるミラノ、観光や貨物需要の顕在化でデイリー化も見込む
国土交通省がこのほど発表した「特定本邦航空運送事業者に関する航空輸送サービスに係わる情報公開(平成28年4月~6月)」によると、国内航空会社全体の欠航率は、熊本地震などによる影響から昨年同期比で0.62ポイント上昇し1.44%、遅延率は同1.90ポイント上昇し8.95%だった。
航空会社別に見ると、欠航率がワーストとなったのはソラシドエアで3.16%だった。前期までの欠航率は毎期1.5%前後であり、就航地の大半が九州地方であるソラシドエアが熊本地震の影響を大きく受けたものと見られる。欠航率が最も少なかったのはバニラエアで、0.38%だった。
遅延率では日本航空(JAL)が5.36%と最も少なく、スターフライヤーが5.43%と僅差で続いた。最も遅延率が高かったのはピーチ(Peach)で19.69%。大半が機材繰りのための遅延だった。