KLMオランダ航空の777-300特別塗装機、成田に初飛来

KLMオランダ航空

6月22日、成田国際空港に初めて到着したKLMオランダ航空のオレンジカラーがあしらわれたボーイング777-300特別塗装機 資料提供:KLMオランダ航空

 成田国際空港に6月22日、KLMオランダ航空(KLM)のオランダを象徴するボーイング777-300特別塗装機(機体番号:PH-BVA)が初めて飛来しました。

 この特別塗装機はオランダのナショナルカラー「オレンジ」とKLMブルーのカラーリングが塗装された機体で、6月22日のアムステルダム発のKL861便として成田に9時16分に到着しました。機内はビジネスクラス34席、エコノミークラス374席の2クラス構成です。

 機体のアイデアは、2015年4月27日にオランダ最大の国民的な祭日、国王の誕生日を祝うキングスデイ(国王の日)にKLMオランダ航空のソーシャルメディアが発信したメッセージから生まれました。「#OrangeExperience」で発信されたのは、オレンジ色の飛行機のイメージ画と「来年のキングスデイには飛行機をオレンジ色に塗りましょうか?」という質問。3万人からの“いいね!”に加え、2,500人の是非!という大きな反応があり、この特別塗装機が実現しました。

 この特別塗装機は今後、KLMオランダ航空が就航する各地に投入される予定で、リオ五輪期間中はアムステルダム-リオデジャネイロ線で運航され、2016年8月22日には、メダルを獲得したオランダ人選手団の凱旋帰国便、「メダルフライト」での運航が決定しています。

 KLMオランダ航空は2016年サマーダイヤ期間中、日本とアムステルダムを週最大15便で結びます。成田からは最大週8便、関空から週7便です。