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京成電鉄、京成上野駅の全面リニューアルに着手へ スカイライナーの防犯カメラを客室にも拡大
京成電鉄は、「2016 年度 鉄道事業設備投資計画」を発表した。総額126億円の設備投資を実施する。
大規模改良から約40年が経過している京成上野駅をコンコースフロアを中心とした全面リニューアルを行い、今年度から設計に着手する。訪日外国人の受け入れ体制強化を目指すとしており、決定次第発表する。その他にも、千住大橋駅の南側で「千住大橋駅周辺地区地区まちづくり計画」により開発拠点区内の整備が進んでいることから、店舗新設などのリニューアルも行う。
さらに、訪日外国人向けに、すでに空港第2ビル駅の「たびるーむ」を改装してオープンしている、訪日外国人向けインフォメーションセンター「SKYLINER & KEISEI INFORMATION CENTER」を成田空港駅にも展開する。自動券売機の表示画面や、京成上野駅、成田空港駅、空港第2ビル駅での自動案内放送の一部を多言語化する。
スカイライナーのAE形車両車内の防犯カメラを、現在のデッキ部と荷物室に加え、客室内を撮影範囲に加える。今年度から順次実施し、2018年度に全編成で完了する。
駅舎、高架橋柱、橋脚の耐震補強工事などの安全対策の強化を行い、京成上野駅から国府台駅間の高架橋柱の耐震補強が完了するほか、自動列車停止装置(ATS)の機能向上工事が全線で完了する。さらに法面補強工事の実施も行う。