ANA、羽田-ニューヨーク、シカゴ就航決定 昼間出発便で

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ANA、10月末に羽田-ニューヨーク、シカゴ線を開設 © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年3月

 全日本空輸(ANA)は5月12日、羽田空港を昼間時間帯(6時~23時)に出発する北米路線として、新たに羽田-ニューヨーク線と羽田-シカゴ線を開設すると発表しました。今回の開設発表は、2016年2月の日本・米国航空当局間協議において、羽田を昼間に出発するアメリカ行きのフライトが可能となったことを受けたもので、ウィンターダイヤが始まる10月30日に開設します。

 ANAの羽田からの米国就航地点は、現在運航中のロサンゼルス・ホノルルに加え4都市に拡大するほか、北米地域の就航地点も現在運航中のロサンゼルス・バンクーバーに加え4都市へと拡大します。

 羽田-ニューヨーク線と羽田-シカゴ線の具体的な投入機種や運航スケジュール等は今後発表されますが、ANAは「羽田を朝に出発して夜に帰着することにより、現地滞在時間を長く確保できる、利便性の高い運航ダイヤを予定しております」と説明しています。

 国土交通省は今年2月に日米航空交渉でアメリカ航空当局と合意した羽田-アメリカ間の発着枠について、日本に割り当てられた6枠のうちANAに4枠、日本航空(JAL)に2枠を配分していました。

 ANAは2017年2月に成田-メキシコシティ線も開設します。