ユナイテッド航空、羽田-ニューアーク線・サンフランシスコ線を申請

ユナイテッド航空

羽田-ニューアーク線・サンフランシスコ線をアメリカ運輸局に申請したユナイテッド航空 資料提供:Boeing

 ユナイテッド航空(UAL)はこのほど、羽田国際空港における昼間時間帯での発着枠について、米国運輸省へサンフランシスコ国際空港からのデイリー直行便(現行便は夜間帯で運航)の継続と、新たにニューヨーク(ニューアーク・リバティ国際空港)からのデイリー直行便を申請したと発表しました。

 今回の申請は、米国運輸省が先に発表した日米航空当局による航空交渉で羽田空港での米国航空会社の昼便運航を可能にする合意に基づきます。ユナイテッド航空は、サンフランシスコならびにニューヨーク(ニューアーク・リバティ国際空港)と羽田空港を昼便で結ぶことで、北米からアジア全域へ訪れる顧客へもより便利なサービスを提供すると説明しています。

 ユナイテッド航空が就航するニューヨークのニューアーク・リバティ国際空港はマンハッタンに程近い同社のハブ空港の一つ。アジア・太平洋地域の4都市を直行便で毎日結んでいます。その路線数は、ニューアークおよびニューヨーク市メトロポリタンエリアも含め、米国航空会社の中で最大です。

 ユナイテッド航空の規制・政策担当副社長、スティーブ・モレシー氏は「ユナイテッド航空は、羽田と世界的な商業・文化の中心地ともいえる米国の二都市を結ぶことを申請し、日米両国間により多くのフライトスケジュールの選択肢を提供する。我々は米国の消費者に対して、便利で競争力の高い同路線の昼間時間帯での運航継続を承認すると期待しています」と述べています。

 ユナイテッド航空は、米国本土とアジア・太平洋地域間において最も多くの直行便を運航する航空会社です。