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中部国際空港、LCC対応の新ターミナル建設計画発表 2019年度上期までに供用開始へ
中部国際空港は、格安航空会社(LCC)に対応した新ターミナルビルを建設し、2019年度上期までの供用開始を目指して整備を進めると発表した。空港島南側にある、現在の臨時駐車場エリアに整備する計画で、2016年度は新ターミナルビルの整備規模、平面計画等の施設検討に着手する。
中部国際空港を発着するフライトは年々増加しており、近年では、深夜早朝便の運航拡大に伴い、到着ロビーを24時間開放としたほか、名古屋市内を結ぶ深夜バスの実証実験も行っている。中国の春秋航空、台湾のタイガーエア・台湾とVエア、香港の香港エクスプレス航空などの東アジアの航空会社が相次いで就航しており、ジェットスター・ジャパンも国際線に進出したほか、エアアジア・ジャパンは今夏にも拠点として路線展開を目指すとしている。
また、愛知県も、空港隣接地に展示場6ホールと会議室からなる大規模な展示場を建設する計画を2月に発表。東京ビッグサイト、幕張メッセ、インテックス大阪に次ぐ日本で4番目に大きい展示場となるほか、シンガポール、香港、パリなど空港に隣接する展示場と同程度の距離にあることから、競争力の強化も見込んでいる。2020年の東京オリンピック・パラリンピックで、国際的な展示会の会場不足が危惧されるため、2019年秋の開業を目指している。
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