羽田-アメリカ間、昼便ゼロから10往復に ANA・JALの配分は?

羽田空港

羽田-アメリカ間、今秋から昼間発着便がゼロから10往復へ © Toshio Tajiri/Flight Liner=13年12月

 アメリカン航空(AAL)は2月18日、羽田空港に関する日米航空交渉で合意に達したことを歓迎し、コメントを発表しました。
 羽田-アメリカ間を結ぶ路線は昼間に発着する時間帯がゼロですが、2月16日から2月18日にかけて行われていた日米政府間の航空交渉では、昼間時間帯を含めて10往復の発着枠を新設することで合意しました。
 現在、午前6時から午後11時までの羽田における昼間時間帯はゼロ。この昼便枠に今後1日あたり10往復のアメリカ線が新たに設けられます。発着枠の割り当ては日本とアメリカの航空会社それぞれ5往復ずつです。
 なお、今回の合意内容では、午後11時から午前6時までの深夜・早朝時間帯は現在の8往復が2往復に減ります。発着枠の割り当ては日本とアメリカの航空会社それぞれ1往復ずつです。
 結果、羽田-アメリカ間の1日あたりの発着枠は今秋以降、8枠から12枠に増えます。現在の羽田からのアメリカ線は深夜・早朝便のみで、羽田から昼間にアメリカへの直行便が増えると、羽田から就航していないニューヨークなどアメリカ東海岸に日中に到着できるようになります。
 今回の日米両政府の合意内容を受け、アメリカン航空のスコット・カービー社長は「感謝の意を表す。昼時間帯で羽田空港にフライトができるようになるということは、利用者にとって利便性が向上され、とても重要かつ喜ばしいこと。魅力的な発着時間を提供できるようになります」と、昼間発着枠獲得に意欲を示しています。
 アメリカン航空は現在、羽田を午後11時に出発する深夜便の羽田-ロサンゼルス線を運航しており、今回の合意を受け、今秋を目途に発着時間を昼時間帯に変更したい考えです。
 今回の羽田昼間発着10枠のうち、5枠は全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)に配分。2014年サマーダイヤ以降に国土交通省が割り当てた羽田空港の昼間発着枠ではANAが11枠、JALが5枠を獲得しましたが、今後、国土交通省が両社にどのような割り当てをするのかも焦点となりそうです。