インド、オンラインビザのルールを11月3日付で改定 申請料値下げや対応空港増加

2014年11月より開始されている、インド入国に必要なビザのオンライン申請する場合のルールが、11月3日より変更になっている。

これはインド入国時に必要となるインドビザの中で、インターネットからの申し込みで申請し取得できる「ETA(Electronic Travel Authorization)」で、「eビザ」と呼ばれるもの。申請料金はオンライン上でクレジットカード決済できる。

旧ルールでは、オンラインビザ対応国一律に60米ドルの申請料金であったが、今回の改訂により対応国を4つの料金カテゴリーに分けた。それぞれ60米ドル(約7,360円)、48米ドル(約5,890円)、25米ドル(約3,070円)、無料となっている。日本の場合は、従来の半額以下となる25米ドル枠となった。

また、以前はこのオンラインビザで入国できる対応空港は9空港であったが、ルール改定により16空港へ増大した。対応空港は、デリー、ジャイプール、 バラナシ、ムンバイ 、アーメダバード、アムリトサル、バンガロール、チェンナイ、コーチン、ガヤ、ゴア、ハイデラバード、コルカタ、ラクノウ、ティルチラパッリ、トリヴァンドラム。

「eビザ」は、自宅からネット経由で申請し、メールで受け取りプリンターで印刷をする必要がある。インド内対応空港のパスポートコントロールで提示する。

インドビザ申請センターでの窓口申請と「eビザ」を比較してみると、ビザの有効期限は窓口申請が6ヶ月であるのに対し、「eビザ」の場合は30日となる。また費用は、窓口が申請料金1,890円に対しeビザは25米ドルとなる。窓口申請では郵送サービスも行っている。

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