国土交通省、被災時に最適な代替着陸空港を選定するシステム導入 平成28年度から

国土交通省

国土交通省は、南海トラフ巨大地震に備え、着陸予定空港が被災で使用できない場合でも、飛行中の航空機を安全かつより効率的に着陸させるため、最適な着陸空港を迅速に選定する「緊急ダイバート運航総合支援システム」の本格運用を平成28年度より開始すると発表した。

現在は、各空港の被害状況や飛行中の残燃料を電話などで確認し把握、これらの情報をもとに最適な代替着陸空港を人が選定している。これをシステム化することで迅速化し、最適な代替着陸空港をシステムが計算し、即時選定する。

東日本大震災時には、86機の航空機が代替着陸を余儀なくされ、一部の便では残燃料が不足し緊急着陸するなど課題があった。

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