フィリピン政府、ライドシェアに関する省令 Uberなどに追い風

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フィリピン政府は、世界初となる国レベルのライドシェアに関する省令を発表した。

これは、世界の主要都市で、スマートフォンアプリによるハイヤー配車サービスを展開しており、15ヶ月前にフィリピンのマニラでサービスを開始している、「Uber(ウーバー)」などにとって追い風になる。

フィリピン国内の交通の近代化に加え、市民により多様な交通オプションを提供することを目的に制定されたもので、既存のバス、タクシーなどに加えて、Uberなどが提供する革新的なアプリベースのライドシェアが、「交通ネットワーク車両サービス(Transportation Network Vehicle Service)」という新たな交通オプションとして盛り込まれた。これまでには、アメリカ等で州や市レベルで制定されていることはあったものの、国レベルでの制定は世界初となる。

省令発表の中でジョセフ・アバヤ運輸通信大臣は、「より優れていて、安全、便利、かつ効率的な移動手段を利用できることは、全てのフィリピンの国民が有する権利となる。我々は、政策を近代化させ、革新的な解決策を施し、交通分野を進化させることを目指している。Uberや他のテクノロジー企業とコラボレーションできたことを喜ばしく思う。」と述べている。

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