香港エクスプレス航空、関西線1日3往復へ 今後も増便視野に

香港エクスプレス航空

6月5日関西線を増便する香港エクスプレス航空 © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年2月

 香港エクスプレス航空(HKE)はこのほど、1日2往復で運航している関西-香港線を増便すると発表しました。

 増便開始日は6月5日。香港エクスプレス航空によると、今回の増便はこれまでの輸送実績等を踏まえたもので、増便後は従来の1日2往復から1日3往復週21便へと拡充し、夏休み期間の関西線の旺盛な需要に応えます。

 今回の増便で関西空港にとっては日本に乗り入れている空港の中で、関西空港からの運航便数が最大となります。

 香港エクスプレスのルーク・ラブグルーブ営業部長は今回の香港-関西線の増便について、「大阪は香港エクスプレスの就航路線で最も人気のある路線。更なる増便も検討しており、日本政府が推進する訪日旅行推進に寄与できるものと思う」と、今後はさらなる増便も視野に入れています。

 香港エクスプレス航空は香港唯一のLCC(格安航空会社)として日本へは羽田、成田、関西、福岡、中部の4都市5空港に就航。このほかのアジア路線はタイ・プーケット、チェンマイ、ベトナム・ダナン、カンボジア・シェムリアップ(9月1日就航)、台湾・台中、中国・昆明、寧波、黄山、蘭州(6月10日就航)、マレーシア・ペナン、コタキナバル、韓国・ソウル、釜山、チェジュ(6月27日就航)線、計14都市に就航しています。