JALも787-9を国際線導入　7月から

2015年1月26日

スカイスイート787の新エコノミークラス「スカイワイダーⅡ」 © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年9月

　日本航空（JAL）は2015年度路線便数計画を決定し、国際線新仕様機材「SKY SUITE（スカイスイート）」をボーイング787-9型機に導入すると発表しました。7月から成田－ジャカルタ線のJL725便とJL726便に投入し、順次路線を拡大させます。

　787-9の機内は成田－フランクフルト路線に導入を開始した787-8のスカイスイート787と同様、ビジネスクラスはフルフラットシート「SKY SUITE（スカイスイート）」、プレミアムエコノミーはゆとりの居住空間を確保した「SKY PREMIUM（スカイプレミアム）」を採用。

　エコノミークラスは多くの航空会社が787のシート配列を横9席（3-3-3配列）配列とするなか、JALは横8席（2-4-2）配列で座席幅にゆとりのある「SKY WIDERⅡ（スカイワイダーⅡ）」を引き続き採用しています。スカイワイダーⅡは前後間隔の座席ピッチが約5センチ拡大され、座席幅も横9席配列に比べて約5センチ広いことが特長。

　エンジンは787-8と同様にGE社製のGEnxを装備します。

　座席数はビジネスクラス44席、プレミアプエコノミー35席、エコノミークラス116席で、現行の787-8より34席多い計195席仕様。時刻表などでは「SS9」と表記します。

　JALは2012年7月より導入している国際線機内インターネット接続サービス「JAL SKY Wi-Fi（スカイワイファイ）」も787-9の機内に搭載し、さらなる商品・サービス品質の向上を目指します。