エア・ドゥ、北陸3路線を廃止 夏ダイヤより

エア・ドゥ

3月29日より札幌発着の福島、新潟、富山、小松線廃止を決定したエア・ドゥ © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年3月

 エア・ドゥ(ADO)は2015年夏ダイヤ期間の運航計画を発表しました。期間中は新千歳-仙台線の増便と羽田-女満別線の機材を大型化する一方、北陸方面を中心に計4路線を廃止します。

 新千歳-仙台線は効率性と収益性を高めるため、夏ダイヤから7往復に増便して利便性の向上を図ります。増便分には144席仕様のボーイング737-700型機を投入。

 羽田-女満別線は最大289席仕様のボーイング767型機に機材を大型化し、提供座席数を増強します。対象便はHD77便とHD78便。対象日は7月17~8月6日、8月18~10月21日、10月23日~10月24日。

 今回のダイヤ改正では北陸3路線と福島線の廃止も発表。収益改善のため、3月28日をもって新千歳を発着とする福島、新潟、富山、小松線の運航を終了します。

 なお、廃止する福島、小松、富山線の計3路線については3月29日から全日空(ANA)が運航を再開することからネットワークは維持されます。新千歳-新潟線撤退後はANAグループのANAウィングス(AKX)が運航する1日1往復のみ。

 エア・ドゥ(ADO)は今回の運航計画で夏ダイヤ期間中、羽田発着の新千歳、旭川、函館、女満別、帯広、釧路線と新千歳発着の仙台、神戸、岡山線の計9路線、1日33往復66便を運航します。