原油安好影響 FDA、燃油サーチャージを最安値に引き下げ

フジドリームエアラインズ,FDA

燃油サーチャージの引き下げを発表したFDA © Toshio Tajiri/Flight Liner=13年8月

 フジドリームエアラインズ(FDA)は2月発券分の航空券に適用する燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を設定し、1月発券分比で半額以下の値下げを実施します。

 今回の燃油サーチャージ見直しは、去年12月のシンガポールケロシン市況価格平均が1バレル当たり79.80ドルに下落したことによるもの。

 名古屋小牧発着の山形、新潟、高知は300円(1月比500円安)、名古屋小牧発着の青森、花巻、福岡、熊本線と静岡-鹿児島線は500円(同600円安)、その他の路線は600円(同700円安)の燃油サーチャージを2月発券分に設定します。

 FDAではシンガポールケロシン市況価格平均と為替レートの変動で毎月の燃油サーチャージを見直しており、急速な原油安の好影響で当月分は最も安い価格が適用されました。