新路線が利用率9割超え スターフライヤー、11月実績

スターフライヤー

2014年11月の輸送実績を発表したスターフライヤー © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年1月

 スターフライヤー(SFJ)は2014年11月の輸送実績を取りまとめ、全路線合計の提供座席数は前年比16.6%減の15万3906席、旅客数は同7.3%減の12万7784人でした。

 利用率(ロードファクター・L/F)は去年よりも12.1ポイント上回る83.2%で、10月26日に開設した羽田-山口宇部線が非常に好調なことに加え、福岡発着の羽田線と中部線が全体の利用率を押し上げています。

 期間中の実績を路線別でみると、北九州-羽田線は提供座席数前年比9.7%減の7万7035席、旅客数は同10.7%減の5万7264人、利用率は同0.8ポイント低下し74.3%。

 福岡-羽田線は提供座席数が前年比48.1%減の4万5226席、旅客数は同34.0%減の4万2298人、利用率は同20.0ポイントアップの93.5%。

 関西-羽田線は提供座席数が前年比3.3%増の1万2300席、旅客数は5.0%増の1万137人、利用率は同1.3ポイントアップの82.4%。

 10月26日に開設した山口宇部-羽田線は提供座席数1万3949席に対して旅客数は1万2806人、利用率は91.8%。

 3月末に開設した福岡-中部線は提供座席数5396席に対して旅客数は5279人、利用率は満席に近い97.8%でした。

 期間中は羽田発着の北九州線と関西線以外の利用率が9割を超えたほか、福岡-羽田線は山口宇部線開設による運航本数調整で、前年比利用率は2割増加する結果となりました。