スカイマーク、JALに次ぎANAにもコードシェア要請

スカイマーク

ANAにも支援要請の検討をしているスカイマーク © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年8月

 スカイマーク(SKY)は12月10日、全日空(ANA)にも提携を打診していることを明らかにしました。国土交通省が日本航空(JAL)単独による支援は難色を示しているためJALとANA、2社とのコードシェアを視野に入れています。

 スカイマークは自社運航便にANA便名を付与するコードシェア便で、早期の経営改善と増収につなげたい考えです。

 また、日本経済新聞が「スカイマークは保有機材の削減などリストラ費用の確保へ、15年1~2月にも発行済み株式の25%を上限に普通株による第三者割当増資を行う方針だ。現在は国内外の投資ファンド4社と交渉を進めているという。」と伝えた内容についても、検討の事実を認めています。

 スカイマークは「ANAに対しても支援要請の検討をしていることは事実。現時点で決定した事実はございません。」とし、今後開示すべき内容があった際には適宜に公表するとしています。