アメリカ運輸保安庁(TSA)が航空保安料金を値上げへ 7月21日から

tsa increase

アメリカ国土安全保安省の運輸保安庁(TSA)は、7月21日より、航空保安料金を値上げするとしている。これによってTSAの活動に必要な予算の大部分を賄えるとしている。

保安料の料金は路線によって異なるが、乗り継ぎ便等を利用する旅行者は多く支払うことになる。

発表された資料にはいくつかの具体例が提示されており、たとえば現在であればワシントン・ダレス国際空港からシカゴ・オヘア国際空港へ往復飛行した場合、現在では5.00ドルだが、21日からは11.20ドルと約2倍以上となる。

この値上げに関しては、昨年業界団体が、旅行者や航空会社などにとって不利だとして反対を表明していた。しかしながら、今回の値上げをもってしてもTSAの活動に必要な費用をすべてまかなうことはできてない。

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