【搭乗レポート】福岡~東京(羽田) /日本航空 JAL320便(JAL SKY NEXT/普通席)

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福岡~東京(羽田)線、JAL320便(JAL SKY NEXT)に搭乗したので搭乗レポート。

この便は、ボーイング777-200型機の新シート搭載機「JAL SKY NEXT」で運航されており、機体にはそれを示すロゴが描かれている。

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この日はその前に、スカイマークのSKY003便(エアバスA330-300型機、グリーンシート)に搭乗しましたので、比較もかねてクラスJの搭乗を希望し、アップグレードを試みましたが、あいにくの満席でキャンセル待ちも通りませんでした。

また、到着便が20分遅れた影響で、この便も20分ほど遅れての出発となりました。

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とはいえ、足下が5センチは広くなったという新型の普通席にも興味がありましたので、結果オーライと言うことで搭乗。

いざ乗ってみると、普通席も混雑しており、ざっと見た感じでは9割以上の席が埋まっていました。

また、搭乗前に既に配ってあったと思われるイヤフォンが各席の上に置いてありました。

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離陸の際に、シートがガタガタと揺れていました。

個人的な感想ですが、今回のシートは確かに足下が広くなりましたが、薄くした結果、レザーシートの高級感とは裏腹にシート自体のチープ感は否めず、座り心地や揺れた際の音などが割と気になりました。

大変軽く作られているテーブルに関しては、最後まで下げると割とガッチリしていました。

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レザーシートですが、合皮よりは良いものの安っぽさが出ており、また滑るという点においては布製の方が良いのかもしれません。

清掃等のコスト削減が見込め、汚れが目立たないので、運用期間が長くなれば布より良い点というものが際立ってくるかもしれません。

加えると、このシートは導入されてまだ日が浅いので、今後レザーが擦れてより滑るようになるのではないかという不安がありました。

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ドリンクは、無料で提供される。

種類も豊富で、筆者はコーヒーとお替わりにシークヮーサードリンクを注文しましたが、特に後者はおいしかったとなる。提供も言った瞬間出てきますのでスムーズでした。

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シートに電源等はありませんでした。

とはいえ東京=福岡はそこまで遠い距離ではなく、電源の必要性については賛否が分かれるところですが、無いよりはあった方が良いかもしれません。

座席にエンタメ用のモニター等はありませんが、通路の上にモニターが設置されており、ニュースや天気予報等が流れていました。
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降機する前に「クラスJ」を見ておきました。こちらのシートはプラス1000円で利用可能なもので、シートピッチはスカイマークのグリーンシートとほぼ同じものとなっている。

足下が広いため、フットレストが付いているほか、アームレストも広めに取られている。こちらも電源はありません。

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ヘッドレストのサイドは稼働可能なものになっており、話し声が聞こえにくくなるほか、頭を軽く固定できるため、睡眠時にも快適となる。こちらは普通席にはありません。

なお、スカイマークのグリーンシートも同様の構造が付いている。

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東京に到着した。

同路線は競争が激化しており座席供給量は増えていますが、エコノミーはともかくとして、上級クラスは供給不足感が出ている。プラス1000円で乗れる「クラスJ」はそうした需要にマッチするものですが、スカイマークがA330-300型機で全席グリーンシートの便を運航を開始しており、今後の展開から目が離せません。

なお、同型機では7月からWi-Fiによる有料インターネット接続サービスが予定されており、福岡線ならば700円(ラップトップ利用時)でインターネットが使い放題になる予定となる。
(搭乗日:2014年6月14日)

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