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ボーイング、777Xの初納入を2026年に延期
ニュージーランド航空は、5月29日、同社に世界で初めて引き渡される予定のボーイング787-9型初号機が、アメリカ・シアトルで初のテスト飛行を無事終了したと発表した。
ニュージーランド航空の特別塗装であるブラックボディーに塗装されており、現在は組み立てが終了し、テストフライトが行われている段階。
ニュージーランド航空は、ボーイング787-9型機のローンチ・カスタマーであり、これまでに計10機を発注済みとなる。
最初のテスト飛行はB1フライトと呼ばれ、2名のパイロットがあらゆるシステムを試してパフォーマンスを確認し、機体の性能を細部にわたるまでテストすると同時に、飛行中はあらゆる面からキャビンの機能がテストされる。
シアトルの北にあるペイン・フィールド空港を現地時間午後1時45分に飛び立ち、高度11,800メートルを360ノット(約667km/h)で飛行し、3時間10分後に、ペイン・フィールドに戻った。