東京・南青山の“旅”をテーマにした書店「BOOK246」、多くの旅人に惜しまれつつ4月15日閉店

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海外を旅すると見かける、旅や旅行系専門の本屋さん。それほど大きくはなくてこじんまりとしていながらも、びっしりと並べられた書棚には、普段は目にすることはない様々な旅関連の本があり嬉しくなる。そしてそこには、ビックリするほど詳しい店主が鎮座していたるもする。

どうして日本には、そんな旅の本屋さんが無いのだろう?時折、そう考えながら旅をしていたものだ。

私はこの「BOOK246」をネットで見つけて、その週末すぐに訪ねてみた。そうそう、この大きさだ、旅の本屋さんはこれぐらいの大きさが丁度いい。店内には本の他にも、旅にまつわる、あるいは豊かな旅での時間を連想させる小物で溢れていた。

私が訪れたのは1度だけ。もう一度行こうと考えていたが、なかなか行く機会がなかった。そして、旅と同じく一期一会となってしまった。自分の旅癖と同じくゆっくりすぎる行動力のなさを悔やむばかりだ。

2004年のオープン以来、多くの旅人や旅行者を楽しませてきた「BOOK 246」が4月15日をもってその幕を閉じた。

きっと旅に出たのだろう。旅人の挨拶、「じゃあまたね、ありがとう、いつか何処かで!」と挨拶を交わしてニッコリとお別れをしたい。