航空会社初 ANA客室センター長が「リーダー・アワード」受賞

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「2014 J-Win ダイバーシティ・アワード」でリーダー・アワードを受賞したANA客室センター長の河本宏子取締役執行役員 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

 全日空(ANA)はこのほど、同社客室センター長の河本宏子取締役執行役員がNPO法人ジャパン・ウィメンズ・イノベイティブ・ネットワーク主催の「2014 J-Win ダイバーシティ・アワード」において、リーダー・アワードを受賞したと発表しました。同賞の獲得は航空会社ではANAが初めて。

 「J-Win ダイバーシティ・アワード」は企業のマネジメント促進等を支援するJ-Winが2008年より毎年実施している受賞式。河本宏子氏が受賞したリーダー・アワードは、企業のリーダーとして特に優秀な個人を表彰するものです。

  リーダー・アワードへの選定理由としてJ-Winは、6,000名を超えるANA客室センターのトップとして客室乗務員(CA)等をリードし、SKYTRAXランキングでは日本エアライン初の最高評価「5スター」の獲得に大きく貢献したこと等を高く評価。「河本宏子氏はダイバーシティ&インクルージョンのリーダーと呼ぶにふさわしい」とコメントしています。

 全社員の52%を女性社員が占めるANAでは、女性にとって働きやすい環境をつくる制度や仕組みの導入が高く評価され、3月には東京証券取引所からANAホールディングス(ANA HD)が空運業初となる「なでしこ銘柄」に選定されています。