エアアジア・ジャパン、4月にも正式発表 拠点は第2・第3都市、出資企業には上場企業も

エアアジア・ジャパン

エアアジアは、前エアアジア・ジャパン社長の小田切義憲氏を最高経営責任者(CEO)に、前デル日本法人最高財務責任者(CFO)の秦修氏をCFOに迎え、新エアアジア・ジャパンを立ち上げる。ANAとの合弁解消に伴い、2013年10月に日本国内線から姿を消した”赤い翼”は、春秋航空日本を合わせて格安航空会社(LCC)4社がひしめく日本の空の改革を狙う。

14日付のブルームバーグは、資本金は最大約71億円、上場企業を含む3社から出資を得る方針で、4月にも正式に発表する見通しと伝えている。

新エアアジア・ジャパンは、競合が多く、24時間離発着ができない成田を拠点とせず、第2、第3都市を拠点とする方針。既に拠点空港が決定しているとの情報もある。

出資企業は、エアアジアのトニー・フェルナンデスCEOが三木谷浩史氏と親交が深いことから、楽天という名が上がっているほか、オリックスなどの金融会社、航空機リース会社などが噂されている。また、来日中のトニー・フェルナンデス氏は、三木谷浩史氏と13日、会食を共にしたことを明らかにしている。

機材はエアアジアグループが導入しているエアバスA320型機を選定し、就航は2015年を想定していると見られている。

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