JAL、燃油サーチャージを引き上げ　円安影響で

2014年2月6日

JAL、円安影響で4月以降発券分の燃油サーチャージを引き上げ Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

　日本航空（JAL）は2014年4月から適用する燃油サーチャージを国土交通省に申請し、また、2014年度（2014年4月～2015年3月）に有効な燃油サーチャージの適用条件表を決定しました。

　4月以降の燃油サーチャージは現行価格よりも値上げ。これは、直近2カ月（2013年12～2014年1月）のシンガポールケロシン市況価格に基づいた価格設定で、本来であればこれまで通りの水準ですが、今回の価格引き上げでは円安の進行による費用増を踏まえた価格を反映させています。

　日本と北米・ヨーロッパ間を往復する場合、燃油サーチャージは現行価格よりも3,000円高い5万円となります。

　
■JAL国際線燃油サーチャージ（1人あたり片道）

方面	10～11月	12～1月	2～3月	4～5月
韓国・極東ロシア	2,000円	2,200円	2,200円	2,500円
中国・台湾・香港	5,500円	6,000円	6,000円	7,000円
グアム・フィリピン・パラオ・ベトナム	6,500円	7,000円	7,000円	8,000円
タイ・シンガポール・マレーシア	10,500円	11,500円	11,500円	13,000円
インドネシア・インド・ハワイ	13,500円	15,000円	15,000円	16,000円
北米・欧州・中東・オセアニア	21,000円	23,500円	23,500円	25,000円