USエアウェイズ、スターアライアンスからワンワールドに移行を表明

ワンワールド

ワンワールド・アライアンス加盟航空各社=2013年12月現在 reference:Oneworld資料

アメリカン航空(AAL)とUSエアウェイズ(AWE)は経営統合し、世界最大のエアライン「アメリカン航空グループ」が発足したことに伴い、USエアウェイズは現在加盟中のスターアライアンスを2014年3月30日に脱退し、翌3月31日からワンワールド・アライアンスへ正式に加盟すると発表しました。

USエアウェイズがアメリカン航空の便名に統一されるまでは最長2年かかる見通しで、その期間中、USエアウェイズはアメリカン航空グル―プ傘下の航空会社として運航します。

USエアウェイズは、アメリカで5番目に大きな航空会社。米国、カナダ、ヨーロッパ、カリブ海地域、中南米の30カ国、200都市以上に就航しています。米国における拠点のハブ空港はシャーロット、フィラデルフィア、フェニックス、ワシントンDCの4空港。

今回同社がワンワールドアライアンスに加盟することで、アメリカ国内線ならびに、米国とカリブ海・中南米を結ぶ路線のネットワークが拡大し、乗継利便性が向上するほか、ワンワールドのネットワークとしては新たに60都市が就航都市として加わることとなります。

今回のUSエアウェイズと、今後予定されているLATAMエアライン・グループのTAM航空、さらにはスリランカ航空のワンワールドアライアンス加盟により、ワンワールドのネットワークは150カ国以上で、毎日約14,250便を運航までに拡大し、年間約4.8億人が利用する航空連合となります。

 
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