ANA、LCC競合路線も搭乗率好調 2013年7月利用実績

ANAグループは2013年7月の利用実績を発表しました。国際線旅客数は前年比1.3%減の55万8022人、座席有償利用率(L/F・ロードファクター)は0.3%減の76.5%。国内線旅客数は前年比0.1%減の326万2675人、座席有償利用率(L/F・ロードファクター)は前年比1.6%減の57.0%でした。

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2013年7月の利用実績を発表したANAグループ LCC競合路線も好調 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner

国際線で最も搭乗率が高かったのは5万5549人が利用した搭乗率80.2%のヨーロッパ線、前年比で旅客数が最も伸びたのは旅客数12万906人の北米方面/ホノルル線(前年比23.9%増)。アジア方面は前年比8.0%減の38万1567人が利用し、利用率は前年比2.6%減の73.9%でした。
国内線で最も搭乗率が高かったのは、2013年3月末日に運航を再開した羽田-石垣線(利用率86.8%)。次いで利用率83.2%の札幌―神戸線、利用率76.3%の伊丹-札幌線となっています。
LCCと競合する国内3路線では搭乗率が前年を下回り、成田-福岡線は前年比7.2%減の38.0%、関空-福岡線は前年比12.2%減の38.8%、成田-那覇線は前年比2.7%減の62.2%でした。
一方、成田-札幌線、関空-那覇線、関空-札幌線の搭乗率は前年比増。成田-札幌線は前年比6.1%増の65.3%、関空-那覇線は前年比13.2%増の70.9%、関空-札幌線は8.1%増の73.6%と、国内全路線の平均利用率を上回りました。