南海電鉄、なにわ筋線に乗り入れる次期空港特急を導入 ピニンファリーナがデザイン

南海電鉄(特急ラピート)

南海電気鉄道は、なにわ筋線に乗り入れる次期空港特急の導入を決定した。車両デザインのパートナーとして、イタリアのピニンファリーナと共創する。

大阪・難波と関西国際空港を結ぶ空港特急ラピートは、1994年9月4日に運行を開始し、6月末現在で延べ約7,600万人が利用している。南海電鉄は、30年以上にわたってラピートが築いてきた価値と精神を継承するとともに、なにわ筋線開業を契機とした新しい時代のNANKAIグループのフラッグシップとなることを目指して開発に取り組む。

ピニンファリーナは1930年の創業以来、フェラーリ、マセラティ、ロールス・ロイス、ホンダをはじめとする世界的ブランドの車両デザインを手掛けてきた。同社が日本の鉄道車両デザインを手掛けるのは今回が初めてで、同社のエンブレムを車両に掲出する予定だという。

ピニンファリーナのパオロ・デラッチャ最高経営責任者(CEO)は、「本プロジェクトは、初めて日本向けにデザインする鉄道車両となる。イタリアの高速鉄道『ETR500』やロンドンとパリを結ぶ『Eurostar e320』をはじめ、欧州各地のプロジェクトを通じて培ってきた鉄道デザインの知見を、日本という新たな市場で発揮する貴重な機会」とコメントした。

南海電鉄の梶谷知志社長は、「関西と世界を結ぶ玄関口にふさわしい、新たな空港特急を創り上げたい。ラピートの価値と精神を受け継ぎながら、次期空港特急においても、時代を超えて愛され、日本を代表する鉄道車両となることを目指す」と述べている。

車両デザインやコンセプトなどの詳細は、順次発表する。