
女満別空港に「オニオンスープの出る蛇口」を設置
新日本海フェリーは、三菱重工業下関造船所にて、建造中のフェリーの命名進水式を4月29日に実施した。
式典にて「けやき」と命名され、ソプラノ歌手・田中彩子さんによる支綱切断が行われた。国内フェリーでは初採用となるダックテールを含む最新鋭の省エネ船型、アンチローリングタンクとフィンスタビライザーの併用による省エネ型減揺システムなどの採用により、従来船と比べ約5%の省エネルギーを実現した。12月に舞鶴〜小樽航路に就航する予定。
船内は3層吹き抜けのエントランスとシースルーエレベーター、船首部には2層吹き抜けのフォワードサロンを備え、最上階には露天風呂を設ける。船室はオーシャンビューの浴室を設けたスイートルームのほか、専用テラス付きデラックス、シャワー・トイレが完備されたステート洋室、家族旅行に最適なステート和洋室、ペットと同伴できるウィズペットルームを用意する。ツーリストクラスもプライベート空間が確保された寝台を導入する。旅客定員は286名。