JR東日本、3月14日から常磐線全線で運転再開 品川・上野~仙台駅間で特急「ひたち」3往復設定

JR東日本は、東日本大震災の影響で運転を見合わせている常磐線の富岡~浪江駅の運転を、3月14日から再開すると発表した。

富岡町、大熊町、双葉町に設定された帰還困難区域の一部で、避難指示が解除される期日が決定したことを受けたもの。運転再開後、品川・上野~仙台駅間を直通する特急「ひたち」を3往復設定し、富岡~浪江駅間で普通列車を11往復運転する。なお、常磐線の特急列車は、運転再開後も、全列車全区間で全席指定席とする。

運転再開に伴い、Suicaの利用可能駅や大都市近郊区間の設定を拡大する。また、常磐線の5駅において、「話せる指定席券売機」や「簡易Suica改札機」などを設置し、遠隔で管理できる「Smart Station for EXPRESS」と称するシステムを導入する。

また、常磐線全線運転再開に合わせて、運賃・料金が最大50%引きになる「お先にトクだ値スペシャル(乗車券付き)」などを設定すること。詳細は後日発表する。

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