エアバスA330-800neo、初飛行成功 2019年の型式証明取得目指す

エアバスは、エアバスA330-800neoの試験飛行機(機体記号:MSN1888)の初飛行を、現地時間11月6日に行った。

同日午前10時31分にフランス・トゥールーズを離陸し、フランス南西部上空を4時間4分に渡って飛行した。今後、約300時間の飛行テストを行い、2019年の型式証明の取得を目指す。

エアバスA330-800neoは、エアバスA330neoファミリーで一番小型の機種。ロールス・ロイス社製のトレント7000ターボファンエンジンのほか、ナセル、チタン製パイロン、新主翼、新客室「Airspace by Airbus」を装備している。標準で3クラス257席を装備している。

すでに、より大型のエアバスA330-900neoのテストプログラムは完了しており、A330neoファミリー共通のエンジンやシステム、客室、飛行、地上運用が承認されている。