JTB、2026年夏休みの旅行動向を発表 総旅行者数は7,117万人、節約とメリハリ志向高まる

JTB(ジェイティービー)は、2026年夏休み(7月15日~8月31日)の旅行動向見通しをまとめた。調査対象は1泊以上の日本人旅行で、1969年から継続的に実施している。

夏休みの総旅行者数は7,117万人(前年比4.6%減)、総旅行消費額は4兆474億円(同1.7%減)と推計。国内旅行は旅行者数が6,900万人(同4.4%減)、平均旅行予定費用は48,500円(同3.2%増)、旅行消費額が3兆3,465億円(同1.4%減)。海外旅行は旅行者数が217万人(同8.8%減)、平均旅行予定費用は323,000円(同6.3%増)、旅行消費額が7,009億円(同3.1%減)。

国内旅行では、旅行日数は1泊2日が39.0%で最も多く、前年から2.5ポイント増加。一人当たりの旅行予定費用は2万円~3万円未満が19.1%で最も多い。旅行先は関東19.0%、近畿14.9%、北海道11.2%、東海11.0%の順。暑さ対策として屋内施設での観光や体験、早朝や夜間の時間を活用する観光への関心が高まっている。同行者は子供づれ(中学生まで)の家族旅行が23.8%で最多。利用交通機関は自家用車が49.6%で最多だが、前年比2.0ポイント減少。利用宿泊施設はホテルが64.1%だった。

海外旅行では、旅行日数は3泊4日が23.0%で最も多い。旅行先はアジアが79.5%を占め、韓国26.2%、台湾16.2%が上位。円安や国際情勢の影響で、現地の物価が手ごろ、航空券代が比較的安いなど、賢く旅行先を選択する傾向が見られている。

消費者の将来への不安から、「今後1年間の旅行支出を減らしたい」という回答が41.8%と前年より3.3ポイント増加。一方で、「先行きがわからないので、今のうちに大きな支出を考えたい」という回答も45.6%となっており、自ら価値を感じるものには支出を維持するメリハリ志向が強まっている。

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