フィリピン航空、ワンワールドへの加盟に合意 2027年にも完了へ

フィリピン航空は、ワンワールドへ加盟すると発表した。2027年内にも加盟を完了する見通し。

フィリピン航空は、1941年にアジア初の航空会社として誕生。今年で85周年を迎える。フィリピン国内29都市とアジア、北米、オーストラリア、中東の40都市に乗り入れている。ワンワールドにとって16番目の加盟航空会社となる。新たに31都市がワンワールドのネットワークに追加される。

ワンワールドにはすでに、日本航空(JAL)やマレーシア航空、キャセイパシフィック航空のアジアの航空会社が加盟しており、フィリピン航空は補完するものとして位置づける。

ワンワールドは複数の加盟候補となる航空会社を候補を検討した上でフィリピン航空を選択し、フィリピン航空はすでに5つのワンワールド加盟航空会社と提携関係にあることから、全アライアンスを検討した上で、「最も自然な選択肢」としてワンワールドへの加盟を決断したとしている。

フィリピン航空の親会社であるPALホールディングスのルシオ・C・タン3世社長兼最高執行責任者(CCO)は、「フィリピンが世界経済との結びつきを強化し、より多くの観光客や投資を呼び込み、アジアにおける重要な玄関口としての地位を確固たるものにすることで、フィリピンにとって新たな機会を生み出すものでもある」とコメントし、航空機の大型化と大陸間路線の増便に注力する意向を示した。

ANAホールディングスは2019年2月、PALホールディングスの発行済株式総数の9.5%を、9,500万米ドルで取得し、取締役を派遣している。全日本空輸(ANA)とフィリピン航空は、2014年から共同運航(コードシェア)などの提携を行っている。

ルシオ・C・タン3世社長兼CCOは、本誌によるANAとのパートナーシップの継続に関する質問に対し、その場で回答をしなかった。