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JR東日本とKDDIは、山手線の車両内で5G(ミリ波)のエリアを拡大する実証に成功した。屋外の基地局からのミリ波を車両内に引き込んで再放射する取り組みは国内初。
実証はJR東日本の東京総合車両センターに留置中の山手線車両を使い、3月3日から4月15日にかけて実施した。線路沿線のミリ波基地局から放射された電波を、車両の窓に設置したガラスアンテナで受信し、アンプで増幅した上で誘電体導波路を用いて車内へ伝送・再放射する構成を採用。これにより、車両の金属によるミリ波の遮蔽という課題を克服し、通信速度1Gbpsの通信エリアを車両全体の約40%から約97%へ改善することを確認した。
ミリ波(28GHz帯)は高速・大容量通信を実現できる一方、電波の直進性が強く遮蔽物の影響を受けやすいため、金属構造が多い鉄道車両内でのエリア化は従来困難とされていた。今回の実証にはAGC(ガラスアンテナ)、日本電業工作(誘電体導波路・漏洩アンテナ・ロッドアンテナ)、京セラ(アンプ)が協力した。
両社は今後、実証で得られた知見をもとに、あらゆる屋内環境へのミリ波活用拡大と、鉄道業務のDX推進に取り組むという。